アムロ・レイ

個人的には、主人公の割にはあまり好きになれませんでした。

「ガンダムは、アムロの成長物語だ」というレビューも良く見かけますが、個人的にはそんなに彼が成長してるような感じもしません。

 最後まで「自分中心でしか物事を考えられない自分勝手な子供」という印象です。

名前

カナ表記では、「小室圭(コムロ・ケイ)」と極似です。しかし、イントネーションが違います。

ムロ」と「ア」を強く発音する。一方、小室圭は、「コム」と「ロ」を強く発音します。

 

ちなみに、安室奈美恵も「ア」と「ロ」を強く発音しますね。

 

↓「アムロ」を発音した際のイントネーションはこちら

お気づきかもしれませんが、「アフロ」と同じイントネーションです。

【どうでも良いこと】

アムロは元々天然パーマなので、髪を伸ばすとアフロになれるかもしれませんね。

また、「アムロ」はファーストネームです。

【どうでも良いこと】

アムロがもし安室奈美恵の養子になったら、「安室アムロ」になります。

見た目

最初っから見た目が受け付けませんでした。自分でも何が気に入らなかったのかわかりません。

ガンダムの出てくる男性は、シャアとガルマ以外は大体ブ男なのですが、アムロはブ男というわけでもないです。

ただ美少年ではないです。

以降、彼を気に入らない理由をつらつらと書き出して見ます。

パンツ姿で登場

まさかのパンツ姿での登場でした。白ブリーフだったら、もっと衝撃的だったでしょう。


フラウ・ボウがいなければ、ランニングシャツ&縞パンでガンダムに乗ってた可能性もあります。

ガンダムスレだと「天パ」と呼ばれることが多いようですが、私には「パンツ男」の方が印象強いです。

悪魔に例えられるほどの残虐性

機体ではなく、操縦士を狙う

この人は、かなりの確率でコックピットを狙います。

 

コックピットを直撃しなければ、パイロットは脱出できて助かるかもしれません。

しかし、情け容赦なくコックピットを狙い、パイロットを即死させてしまいます。

 

シャアへの攻撃も容赦ないです。

  • ジオング戦で胸のコックピットらしき場所を直撃した際に「違うか!!」と叫んだのは、「この人、本気でシャアを殺すつもりなんだ」と再認識させられ引きました。
  • この後、「ヘルメットがなければ即死だった」のシーンもあります。生身のシャアを目の前にしても尚、本当に殺すつもりだったのですね。 

セイラさんとアムロの仲をとやかく言う人もいますが、自分の愛する兄を本気で殺そうとする人と付き合うことなんてできないだろうと思います。

 

じわじわと痛ぶる

一部の接近戦では腕を破壊することも多いです。

これも「攻撃する術を失わせた後にジワジワと痛ぶる」という非常にサディスティックな攻撃法です。

ランバ・ラルがグフでやられ、シャアがズゴック、ゲルググ、ジオングでやられました。

  

んんん、さすが「白い悪魔」。

※GIFアニメーションを作成しようかと思ったのですが、あまりにも残酷な絵面になるので、やめました。

 

ガンダムを私物化する

自分のモンじゃないのに。常識がありません。

・勝手にガンダムに乗りこむ

・ブライトが自分の陰口を叩いているのを聞いて、ガンダムごと脱走してしまう(陰口を叩くブライトも問題ありだが)

フラウ・ボウの好意を踏みにじる

かなり可愛い少女フラウ・ボウがあからさまに好意を持ってくれているのに、あまりにもそっけないです。「アムロ、それはないんじゃない?」と。

 

話が進むにつれ、アムロがハモンさんやマチルダさんに心奪われてしまうところから、「年上好きならしょうがないか」と思っていました。

 

しかし、最後の最後のアバオアクーでホワイトベースの面々に撤退をテレパシーで伝える際に、フラウ・ボウに「僕の大好きなフラウ」と言ってしまいます。自分に恋心を抱いている相手にこの言葉はいけないでしょう。

 

↓私の印象としては、こんなイメージです。

ハモンさんに惚れ、ハモンさんは死に・・・

マチルダさんに惚れ、マチルダさんは死に・・・

ララァに惚れ、ララァは死に・・・

みんないなくなった後に「 僕の大好きなフラウ」・・・

 

って、フラウをキープ彼女だとでも思ってるのか!!

 

フラウ・ボウもこんなパンツ男に惚れないでくれ。

年長者を呼び捨てにする

ランバ・ラルを呼び捨てにします。(ただしハモンさんは「ハモンさん」とさん付け。すけべ野郎。)

 

シャアは「アムロくん」と呼んでくれているのに、「シャア」と呼び捨てにします。(シャアとしては、本当の名前ではないのであまり気にならないのかもしれませんが)

ララァが死んだのをシャアのせいにする

これはダメでしょ?

ララァを殺したのはアムロです。それを「シャアがララァを戦争に巻き込んだ」とか “そもそも論”を出して、「俺のせいじゃないぞ」と言い張ろうとするわけですね。

こんなことを言われたシャアも律儀に「いや、それを言うなら戦争のせいでしょ?」と更なる“そもそも論”で返してます。(シャアは優しい)

 

大体、ララァを殺めた直後はアムロも「取り返しのつかないことをしてしまった」と自分を責めていたじゃないか。

彼の精神力ではその罪を背負いきれず、シャアのせいにしてしまった感じがします。

 

アムロはララァを殺すつもりはなかったわけですが、シャアを殺す意思はありました。ララァと心通わせたのなら、ララァの愛するシャアを殺そうとしてはいけないと思うのですが。

 

大体、あそこでアムロがシャアを殺していたら、どうなっていたのか?

シャアを殺したアムロをララァが許せるとは思えません。(ララァはシャアに寄り添っていて欲しい)

強力な主人公補正

いやあ、いくらなんでも強すぎだと思います。気に入らんな。

最後は生身の格闘でも強い。15〜16歳のヒョロヒョロで小柄なガキのくせに、成年軍人のシャアと互角以上。やりすぎ。

判断ミス

マチルダさん

黒い三連星のジェットストリームアタックで、3機が連続して攻撃してくるのがわかっているのに、2機目と対峙してしまいます。そのため、マチルダさんが体当たりして、3機目の攻撃を妨害せざるを得ない状況となってしまいます。

 

まあジャブローで反省してたから仕方ないですが。

おまけ


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